歯科医療の基礎知識集

口臭と医療

口臭の主な原因といえば、第一にニンニクなど臭いの強い食べ物を食べたときや、こまめな歯磨きを怠ったときの歯垢などが考えられる。

また、虫歯や歯周病、治療後の詰め物があってない場合などにも口臭は発生する。口臭の成分には硫化水素(卵が腐ったような臭い)、メチルメルカプタン(生ごみのような臭い)、アンモニア(おしっこのような臭い)などがあり、なかには自分で歯磨きをしたくらいでは除去できないものもある。気になる方は最寄りの歯科医院でまずは歯の汚れや舌の表面に付着するという苔状の物質(舌苔)のクリーニングから始めてみて、それでも経過が芳しくないようであれば口臭の検査・治療を行っている歯科医院や、大学病院の口臭専門外来を紹介してもらうのも一つの手だ。ここではさまざまな方法を駆使して多角的に検査・診断が行われ、カウンセリングや口臭治療を受けられる。

しかしもしこれでも原因がわからなければ内科的疾患の可能性も決して否定できない。糖尿病に罹っている人の口臭はアセトン臭と呼ばれ、どこか甘ったるい臭いがあるといわれており、肝炎に罹っている方の口臭はねずみ臭という独特のすえた臭いがするという。内科的疾患の自覚症状がない方、またひょっとしたらと思っている方は、最寄りの内科で検査されることをおすすめしたい。

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